2011年8月15日、米華字紙・世界日報によると、海外旅行をする中国人が増えているが、それに伴い、旅行内容について細かな要望を出すケースも多くみられるようになった。中国新聞社が伝えた。

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「全米ベスト10のステーキ屋さんに行きたい」「最上級のワインやケーキを買いたい」「ホテルのVIPルームからの景色を先に確認したい」「テレビ番組表を印刷してほしい」―。米国の旅行社によると、中国人観光客からこうした要望が増えている。特に小規模のツアー客に多いという。

スプレーなどを使って壁に落書きをするグラフィティアートのチームに対応した中国人添乗員は、合法的に落書きが許可されている場所を調べたり、器具や塗料を手配したりと大変だったと明かした。行き先はロサンゼルスを予定していたが、適切な場所が見つからなかったため、最終的にはニューヨークに変更したという。

また、企業や代表団は現地でパーティーを開くことがあるが、ホテルの部屋のテレビや観光バスのタイヤに自社製品を指定するなどのケースもあったという。（翻訳・編集/TH）