<続報>「共産党よ、金を返せ」、元地主一族の訴えを県政府が認める―広東省恵州市

Record China    2011年8月20日(土) 20時39分

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17日、広東省恵州市博羅県政府は、60年以上前の日中戦争期に共産党ゲリラが地主から食料や銃を「借りていた」件について、借用書が本物ならば返済すると発表した。写真は問題の借用書。

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2011年8月17日、広東省恵州市博羅県政府は、60年以上前の日中戦争期に共産党ゲリラが地主から食料や銃を「借りていた」件について、借用書が本物ならば返済すると発表した。19日、南方日報が伝えた。

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日中戦争期、広東省一帯で活躍したのが中国共産党ゲリラ部隊・広東人民抗日遊撃隊東江縦隊(通称は東江遊撃隊)。1947年8月、広東省恵州市博羅県の地主・黄観栄(ホアン・グワンロン)さんからライフル2丁と弾丸200発、ピストル1丁と弾丸50発、穀物500kgあまり、ブタ2頭を「借りた」。黄一族は借用書を大事に保存しており、今年返済を求めたが、県政府からは門前払いをくらった。黄観栄さんの曾孫にあたる黄蘇強(ホアン・スーチアン)さんがネット掲示板で問題を訴えたところ、反響を集めるホットトピックとなった。

博羅県民政局トップは19日、黄蘇強さんと対面。借用書が本物ならば返済すると約束した。現在、借用書は広東省で鑑定中だという。(翻訳・編集/KT)

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