<高速鉄道脱線事故>信号会社の会長、心臓病で急死=事故調査の最中に―中国

Record China    2011年8月23日(火) 19時43分

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22日、中国浙江省温州で起きた高速鉄道事故で、事故区間の信号設備を納入した中国鉄路通信信号集団公司の馬騁会長が政府の事故調査チームが同社で調査を実施している最中に心臓病で死亡した。写真は鉄道事故現場。

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2011年8月22日、中国浙江省温州で起きた高速鉄道事故で、事故区間の信号設備を納入した中国鉄路通信信号集団公司(通号集団)の馬騁(マー・チョン)会長が政府の事故調査チームが同社で調査を実施している最中に心臓病で死亡した。

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先月23日に起きた高速鉄道の追突・脱線事故の原因について、国営新華社通信(電子版)は「信号設備に設計上の重大な欠陥があった」と報じた。この信号設備を納入したのが通号集団で、設計したのは傘下の全路通信信号設計院(通号院)。この発表の後、同集団は人々の非難の的となっていた。

馬会長は昨年末まで同集団の社長を務めていた。業界内では中国高速鉄道の信号技術を牽引するリーダー的存在として知られていた。同会長の知人は「過度のプレッシャーと責任を感じていたのではないか。心臓病の持病はなかった」と話している。(翻訳・編集/NN)

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