<レコチャ広場>米東部で100年ぶりの大地震、その時ワシントン在住の中国人は…

Record China    2011年8月25日(木) 14時16分

拡大

24日、米ワシントン在住の中国人ブロガーが地震の瞬間を生々しく語った。米東部で現地時間23日に起きた地震の解説図。

(1 / 2 枚)

2011年8月24日、米ワシントン在住の中国人ブロガーが地震の瞬間を生々しく語った。中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。以下はその内容。

その他の写真

米東部時間の23日午後1時51分、突然、家が揺れ始めた。筆者はちょうど自宅にいた。最初はそれほどひどい揺れではなく、大きなトラックが外の道路を通り過ぎたくらいにしか思っていなかったが、そのうちだんだんと激しくなってきた。机の上のノートパソコンがひきつけを起こしたかのようにガタガタと揺れている。この時、突然気が付いた。「地震だ!」。

妻は大きな声で「地震だ!」と叫びながら、娘に「トイレに逃げなさい!」と指示していた。筆者は“落ち着いて”ドアを開けながら、妻と娘に「外に逃げよう」と叫んだ。外の空き地に避難した時もまだ揺れており、それから10数秒は揺れが続いた。やはり避難してきた近所の人たちも口々に「地震だ」と言っていた。だが、慌てふためいた様子はなかった。

カリフォルニアの人にとっては日常茶飯事だろうが、ワシントン地区は地震などめったにない。筆者はここに住んで9年になるが、数年前にメリーランド州で起きた小さな地震しか体験したことがない。今回の地震はマグニチュード(M)5.8。地震多発地帯の北京にいた時でさえ、これほど大きな揺れは感じたことがなかった。バージニア州で同規模の地震が発生したのは1897年以来のことだそうである。

揺れが収まったので家に戻ると、停電はしていなかった。急いでテレビをつけるとすでに地震関連の報道は始まっており、ワシントンにある連邦政府ビルや連邦議会議事堂では職員が緊急避難していた。道路は人であふれていたが、みな落ち着いた様子だった。それから約1時間。避難指示は解除され、街は平静を取り戻した。終始パニックなどは起こらなかったようだ。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携