ナイキ、アディダスなど有名スポーツブランド製品から環境ホルモン検出―中国紙

Record China    2011年8月25日(木) 23時30分

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24日、国際環境NGO「グリーンピース」はナイキやアディダス、李寧(リーニン)など有名スポーツブランドの製品から有害な化学物質である環境ホルモン(内分泌撹乱物質)を検出したと報告した。写真は中国のスポーツブランド・李寧の生産工場。

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2011年8月24日、国際環境NGO「グリーンピース」はナイキやアディダス、李寧(リーニン)など有名スポーツブランドの製品から有害な化学物質である環境ホルモン(内分泌撹乱物質)を検出したと報告した。京華時報が伝えた。

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グリーンピース汚染・予防プロジェクトの張凱(ジャン・カイ)主任によると、今年4〜5月に中国、英国、アルゼンチンなどでアパレルメーカー15社の計78点をサンプルとして購入、それを信頼できる第3者機関で検査してもらった。その結果、アディダスや李寧を含む3分の2のサンプルからノニルフェノールエトキシレート(NPE)が検出された。NPEは非イオン界面活性剤で、環境に排出されると環境ホルモンであるノニルフェノール (NP)に分解される。

張主任は「衣類に含まれる成分が人体に直接危害を与えることはないが、洗濯排水が川に流れ、それが蓄積されていくと環境や人類の健康を脅かすことになる」と指摘している。グリーンピースは先月、ナイキやアディダス、李寧など有名ブランドと取引実績のある中国の繊維加工工場から環境ホルモンを含む排水が河川に垂れ流されていたことを報告したばかり。(翻訳・編集/NN)

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