中国初の空母、戦闘力は米国に次ぐ強さ―香港メディア

Record China    2011年8月27日(土) 8時1分

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25日、香港メディアは、中国初の空母ワリャーグの戦闘力はアメリカに次ぎ、ロシアを遠く引き離していると伝えた。写真は中国空母ワリャーグ。

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2011年8月25日、シンガポールの華字紙・聯合早報によると、香港誌・鏡報は、中国初の空母・ワリャーグの戦闘力は米国に次ぎ、ロシアを遠く引き離し、アジアで一番だと伝えた。

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鏡報は、中国は将来、7万トンのワリャーグを原子力空母に改造し、先進的な電磁ミサイル発射装置を備え付ける見込みで、もし改造に成功すれば、排水量8万トンの大型原子力空母の建造に乗り出すだろうと報じた。

また、香港紙・明報は、排水量および艦載機量から言えばワリャーグは中レベルであり、アメリカ、フランス、イギリスの空母に比べると劣るが、ブラジル、スペイン、イタリア、タイ、インドの空母に勝り、基本的にはロシア空母アドミラル・クズネツォフと同レベルだと指摘した。アメリカのニミッツ級やフランスのシャルル・ド・ゴール級の原子力空母と比較すると明らかに劣るが、インドの現役空母・旧式ヴィクラントと比べれば、ワリャーグの方が優れた部分が多いという。

ある軍事評論では、将来、前線に配備される中国航空母艦隊は南シナ海をパトロールし、中国の戦闘機の作戦範囲を大幅に広げることが可能だとし、中国の戦闘機が遠方の上空にとどまる時間を延長できることで、東南アジアの隣国への顕著な脅威になると評している。(翻訳・編集/若林亜希)

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