Record China 2011年8月29日(月) 6時51分
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27日、環球時報は社説で菅直人首相辞任をとりあげた。危機に苦しんでも真剣に考えようとはしない日本人の民族性と民主主義の欠陥とを指摘している。写真はここ数年の日本の首相。
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2011年8月27日、環球時報は社説で菅直人首相辞任をとりあげた。以下はその概要。
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日本の首相交代連続ドラマ、その最新話が昨日、放送された。就任からわずか400日あまりの菅直人首相もついに「短命首相」の仲間入りを果たした。日本はアジアで最も西洋式民主主義が成熟した国である。だが、長期にわたる停滞の中、日本社会は不安に襲われ、日本の政治イメージはぼろぼろとなった。
日本は明らかに大改革を必要としている。だが、それだけの指導力が日本の政治にはない。世界情勢の変化に伴い、日本の自民党支配は崩れた。だが、民主党の政治もまるで自民党の派閥が一つ増えただけのようにしか見えない。
世界の一流国となったことを日本人は自慢していた。だが、今、体のあちこちが傷んでも、どう国を変えていくべきか、真剣に考えようとはしていない。それは日本の歴史的な過ちを認めないのと同じだ。日本民族は深く考えようとしない。自ら過ちを正す習慣がないのだ。
ともあれ、日本はアジアの模範であった。現在の苦境もまた中国など途上国にいい反面教師となっている。国が決断力を失えばどうなるかというお手本なのだ。日本は民主主義がどんなものかを示す展示場となった。その欠点まで含めて見せてくれたのだ。(翻訳・編集/KT)
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