<レコチャ広場>なぜ多くの中国人は友好国が少ないと感じるのか?―中国

Record China    2011年8月30日(火) 9時30分

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27日、中国のブログサイトに「なぜ多くの中国人は友好的国家が少ないと感じるのか」と題した記事が掲載された。写真は6月、スーダンのバシール大統領訪中時に天安門広場付近に掲げられた両国国旗。

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2011年8月27日、中国のブログサイトに「なぜ多くの中国人は友好的国家が少ないと感じるのか」と題した記事が掲載された。以下はその内容。

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多くの中国人が、中国は世界に長期的に友好関係を保てる国が少ないと感じ、短期的な友好国すら多くないと感じている。アフリカ諸国とは長期的支援をすることで関係を保っているが、支援を減らせばすぐに反目する。近隣国とは小競り合いが絶えない。多くの中国人が西洋の敵対諸国の干渉を快く思っていない。特に米国の後押しによって周辺の小国は絶えず挑発を続け、外交体制上はすでに中国を「包囲」している。

中国は長い間、国際関係に対する概念について、大きな間違いがあったように思う。一般的な人間関係では、「友情」も常に変化するものだ。「生死を共にする」ような義兄弟の友情もあれば、「朝三暮四」のような短い友情もある。国際関係も同様で、永遠の友人もいなければ、永遠の敵もおらず、関係が好転したり悪化したりすることはよくあること。しかし中国が長期に渡って中華思想を謳ってきた結果、多くの人が良好な関係のためにはいかなる事情も互いに支持しあい、長期的な友好関係を保ち、どんな価値観でも良しとしなければならないと考えるようになった。これでは余りにも単純すぎやしないか。

さらに、国際的友人とは「政府間の友好国」を指し、一般国民とは何の関係もないのに、なぜ中国人はこれを自分の事のように考え心配するのだろうか。土地所有権を持たず、あちこちで制限を受け、高い住宅費、高い医療費、高い教育費を払い、危険な食品があふれているのに、自分の置かれている環境を改善しようとは考えず、「国家の大事」を我が事のように考えるのが中国人の特徴だが、世界で中国にだけこのような人が多いのは、まさに長年の思想教育の結果だろう。(翻訳・編集/中原)

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