Record China 2011年9月2日(金) 13時4分
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1日、南シナ海領有権問題で対立している中国とベトナムが両国国防省間のホットラインを開設することで合意したことが分かった。写真は南シナ海のパラセル諸島。
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2011年9月1日、ベトナムの英字紙・ベトナムニュースによると、中国とベトナムは両国の国防省間のホットラインを開設し、軍事連携の強化を図ることで合意した。これは南シナ海の緊張した情勢を緩和する措置の一つ。シンガポールの華字紙・聯合早報が伝えた。
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ベトナム紙によると、8月28日に北京で開かれた次官級安全保障対話後、中国とベトナムは国防協力の促進に合意した。その中には軍事代表の交流や国防省間のホットライン開設が含まれる。しかし、ホットラインが国防相間のものなのかについては説明されていない。
中国共産党とベトナム共産党の総書記の間にはすでに数年前にホットラインが開設されており、2009年にも中越外交部が協定を結び、両国間の指導者間にホットラインを開設している。
中国とベトナムは南シナ海の西沙諸島(パラセル諸島)の領有権をめぐって対立しており、一連の衝突で両国関係はさらに緊張している。5月以降、ベトナムは少なくとも二度、中国が南シナ海で行った石油と天然ガスの探査に対し非難しているが、中国側はベトナムの活動が中国の漁民の安全を脅かしていると反論した。これを受け、ベトナムでは数週間にわたり、週末に中国大使館前でデモが行われた。(編集・翻訳/若林亜希)
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