<続報>手術室火災で患者置き去りの医師には処罰なし=安全責任者を罷免―上海市

Record China    2011年9月4日(日) 11時0分

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2日、上海市衛生局は、上海交通大学医学院付属第三人民医院の手術室火災に関する処分を発表した。患者を置き去りにして逃げた医師らに処罰は科されなかった。写真は上海交通大学医学院付属第三人民医院。

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2011年9月2日、上海市衛生局は、上海交通大学医学院付属第三人民医院の手術室火災に関する処分を発表した。3日、新華網が伝えた。

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8月24日、上海交通大学医学院付属第三人民医院の手術室で火災が発生した。足の切断手術のため、全身麻酔をかけられていた患者を一人残し、医療スタッフは避難。結局、患者は一酸化中毒で死亡した。医師たちは、体が固定されていたため動かせなかった、酸素吸入中だったので大丈夫だと思ったなどと供述している。

警察、消防、衛生部局による調査の結果、患者を移動させていた場合は多くの有害物質を吸入する危険があったと認め、手術担当の医療スタッフの責任は問わなかった。しかし安全管理に問題があったとして、安全担当の副院長を解雇、院長に行政警告処分を科した。(翻訳・編集/KT)

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