2011年9月4日、山東省青島市の第三海水浴場ビーチが黒く染まった。渤海海底油田の流出物ではないかと不安視する声が上がっている。6日、斉魯晩報が伝えた。

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美しい海で知られる青島市。ところがそのビーチに長さ10数メートルもの黒い帯が出現した。中には金色に輝く粒のようなものも混じっている。最近、中国では渤海・蓬莱油田の流出事故が話題となっているが、その漂流物が流れ着いたのではないかと疑う人もいるという。

一方、古くからの住民は黒い砂は以前からたびたび打ち上げられてきたと話す。68歳の孫さんは子どもの頃からこうした黒い砂を見てきたという。学校の先生からは鉄砂だと説明されたと話している。青島市海洋・漁業局も黒い砂を調査したが、孫さんと同じく鉱物であるとの判断。疑われているような石油漂流物ではないと指摘した。（翻訳・編集/KT）