日本の自動車部品メーカー、浙江省寧波市への進出検討=生産拠点の分散進める―中国

Record China    2011年9月8日(木) 5時49分

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7日までに、日本の大手自動車部品メーカーが、自動車産業の盛んな浙江省寧波市への進出を検討していることが明らかになった。4月末から仲介役を通じて、具体的な協力に向けた交渉を進めているという。

2011年9月7日までに、日本の大手自動車部品メーカーが、自動車産業の盛んな浙江省寧波市への進出を検討していることが明らかになった。4月末から仲介役を通じて、具体的な協力に向けた交渉を進めているという。中国の各メディアが伝えた。

このほど寧波市で開かれた「日中自動車部品メーカー発展研究討論会」には、日本の大手自動車部品メーカーらが参加。同市経済情報委員会の責任者は「寧波は産業基盤が整っており、日本の自動車部品メーカーにとっても進出は良いチャンスだ。ハイテク部品の生産を移転してもらえれば、寧波の自動車部品産業のレベルが一段と向上する」とアピールした。

一方、日本側も東日本大震災で完成車メーカーの生産が落ち込んだ上、電力不足で生産ラインのフル稼働も難しい状況を説明。原料の調達先や製造拠点の分散を進めており、特に生産の海外移転を強化していると述べ、寧波市への進出に関心を示した。

寧波市は省内最大の部品生産拠点で、大規模の自動車部品メーカーだけで663社ある。2010年の工業総産額は410.37億元(約5000億円)、売上高は399.05億元(約4800億円)に達する。(翻訳・編集/JX)

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