Record China 2011年9月8日(木) 20時34分
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7日、食品安全問題が中国で頻発する中、特に問題視されているのが食用油。雲南省昆明市では、名もないメーカーの油を大手メーカー製かのように偽装した商品が発見された。こうした“偽装油”を生産する闇工場を記者が潜入取材した。
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2011年9月7日、食品安全問題が中国で頻発する中、特に問題視されているのが食用油。使用済みの油を“リサイクル”したものなどが市民の不安をあおっているが、雲南省昆明市では、名もないメーカーの油を大手メーカー製かのように偽装した商品が発見された。こうした“偽装油”を生産する闇工場を記者が潜入取材した。春城晩報の報道。
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彼らは卸売市場で個人生産の店舗から購入した量り売りの食用油をボトルに詰め替え、有名メーカーのラベルを添付して販売していた。1箱は4〜6本入りで、1日60箱ほどを出荷していたという。
地元の卸売市場で調べたところ、食用油の相場はサラダ油が1kg当たり9.4元(約110円)。それを5リットルの瓶詰にすると原価が約45元(約550円)。有名メーカーのラベルをつければその売値は70元(約850円)。つまり、1瓶あたり20元(約240円)以上の利益が出る計算だ。
しかし、こうした有害食品の生産にかかわった場合でも、その販売額が5万元以上あるいは消費者に重大な被害を及ぼさない限り、刑罰の対象にはならないという。ちなみにこの闇工場は地元当局の摘発を受けることになるのだが、その際に106箱の偽装油が押収されたという。(翻訳・編集/愛玉)
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