北京警察、年末前に市内全域で警察犬を連れてパトロール―中国

Record China    2011年9月9日(金) 11時50分

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8日、北京警察が今年の年末前に警察犬を連れてのパトロールを全面的に推し進めることが分かった。来年までに1000頭の警察犬を配備する。

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2011年9月8日、中国新聞社は、北京警察が今年の年末前に警察犬を伴ってのパトロールを全面的に推し進めると報じた。

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当局の説明によると、今年7月、北京市公安局大興署は治安状況の複雑な地区の派出所では率先して警察犬を連れてのパトロールを試すこととし、警察犬110頭、トレーナー65人を配備した。試行から2カ月、大興区の街中での事件は12.6%減少した。なかでもひったくりや恐喝は23.3%、スリや詐欺は27.3%減少した。

警察犬の仕事は事件解決、麻薬捜査、爆発物探知、防犯パトロールなど多岐にわたり、その効果は日増しに顕著になっている。現在、北京市公安局はパトロールできる警察犬を500頭余り所有し、主に事件捜査、麻薬捜査、爆発物探知に当たっている。

北京警察の制定した「北京市公安局2010〜2012年警察犬技術訓練発展計画」によると、2012年までに警察犬を第一線の警察官に割り当てるため、全署で警察犬を1000頭以上に増やし、北京市が管轄する各県の分署にも配置される。

計画に基づき、2012年末までに制度や方案など、警察犬を伴ってのパトロール体制を固定化し、主に繁華街、治安の悪い地点、事件多発地域、北京に出入りする道路、近郊および郊外の地域をパトロールする。

次のステップとして、人員募集、設備購入、警察犬を伴ってのパトロールを長期間有効にするためのシステム構築を行う。手始めに、現在いる警察犬を十分に動員し、その後、実際の必要な状況に応じて適切な補充を行い、段階的に警察犬を配備し、交番のサポートをする。警察犬を連れてのパトロールと自動車、バイク、自転車、徒歩など各方法と組み合わせ、警察犬を連れてのパトロール任務を常態化させる。(翻訳・編集/若林亜希)

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