中国の経済発展が近隣諸国に落胆をもたらす―米メディア

Record China    2011年9月10日(土) 6時3分

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7日、ブルームバーグは9.5%の経済成長率を誇る中国と対等に戦える国は無く、アジア経済は中国一辺倒の傾向が強まりつつあると伝えた。写真は上海。

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2011年9月7日、米金融情報サイト・ブルームバーグは「中国の豊かな時代は近隣諸国に落胆をもたらす」と題した記事を掲載し、現在9.5%の経済成長率を誇る中国と対等に戦える国は無く、アジア経済は中国一辺倒の傾向が強まりつつあると指摘した。8日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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米国の雇用問題、欧州の債務問題、日本のデフレと、次々に経済主要国が力を弱めるなか、中国はその力を伸ばし続けている。インドの経済成長も著しいが、その経済成長率は7.7%にとどまり、中国にはまだ及ばない。

しかしながら、中国経済は5年以内に挫折する可能性があると危惧されており、貧富格差、官僚の腐敗問題、資産バブル、環境問題、男女人口比のアンバランスなど多くの厳しい問題も抱えている。

インドと中国は世界で最も高い経済成長率を誇っており、インドは高いソフトウエアの技術と、高い就業率、開放的で柔軟な政治経済のシステムを備えていること、中国は高い科学技術を備えていることがそれぞれ大きな強みとなっている。

もしも両国が協力関係を結び、新しい経済発展の道を模索すれば、両国、またアジア全体にとって非常に良い未来が開ける可能性がある。また、中国と同様の問題を抱えるインドと協力することで、効率的、効果的な問題解決も望めるだろう。(翻訳・編集/AN)

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