トウガラシ人気が下降。道に捨てられることも―海南省海口市

Record China    2007年1月30日(火) 23時40分

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大量に収穫された真っ赤なトウガラシ。今年はニーズが少なく、農家の人々は途方に暮れている。

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2007年1月29日、暖冬の影響で海南省産のトウガラシの売れ行きが悪化している、と発表された。需要が無く販売ルートも失ったトウガラシは、道端に捨てられることもあるという。

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海南省農業庁の話によると、現在のトウガラシの生産コストは1ムー(約6.667a)あたり約1500元(約22500円)で、青トウガラシと赤トウガラシの収穫量は1ムーあたり2300kgとのことだ。販売価格は生産コストを明らかに下回っている。

この厳しい現状の要因として、暖冬の影響で自然災害が減少したこと、および全国各地のトウガラシ出荷時期が12月から2月というほぼ同時期になったことが挙げられている。大量に収穫されたトウガラシは値段が急落しており、おまけに売れ行きも不調だ。昨年は好調だったため、栽培面積を増やしたことも、逆効果となってしまった。

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