2011年9月7日、韓国紙・中央日報は、朝鮮半島の安保問題の専門家である米ジョージタウン大学のビクター・チャ教授へのインタビュー記事として、「韓国は米国と戦略的に親密な関係を結ぶことによって初めて中国から尊重され、より良い待遇を得られる」と報じた。環球時報（電子版）が伝えた。

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チャ教授は、韓国と米中との関係について、「韓国の最も良い選択は、中国と密接な協力関係を保ち、同時に政治および安全保障の分野で米国と密接な関係を保つことである」と語り、さらに「米韓は民主主義を基礎とした地区同盟を確立すべきである」と指摘した。

また、北朝鮮が6カ国協議を通じて核を放棄する可能性については、「6カ国協議によって米国が北朝鮮に核を完全に放棄させられるとは思わないが、一部の計画を放棄させることは可能かもしれない」と話した。

米国の北朝鮮に対する政策については、「米大統領選を控え、危機を回避するため、北朝鮮と対話を進める可能性がある。ただし、北朝鮮に接近しすぎることはなく、あくまで戦術的なもの。北朝鮮に関する大きな方針は大統領選後に示されるだろう」と語った。（翻訳・編集/HA）