Record China 2011年9月14日(水) 7時13分
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9日、中国のジャーナリスト・作家の方舟子氏が雲南名物の麺料理「過橋米線」に寄生虫がいる可能性があると発言したことを受け、雲南省美食協会はこれを真っ向から否定した。写真は過橋米線。
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2011年9月11日、中国のネット上でこのところ話題になっている雲南名物の麺料理「過橋米線」の寄生虫疑惑について、雲南省餐飲・美食行業(業界)協会の楊艾軍(ヤン・アイジュン)秘書長は9日、「まったく根拠のない話」として、これに反論した。雲南省のニュースサイト・雲南網が伝えた。
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事の発端は、ジャーナリストで著名な作家の方舟子(ファン・ジョウズ)氏が最近、中国のマイクロブログに「雲南の過橋米線には寄生虫がいる可能性がある」とつぶやいたこと。この発言に対し、雲南省関係者からの批判が殺到すると、方氏はさらに「雲南省の役人のレベルは低すぎる」「雲南名物のハムだって危ない」と発言した。
とどまることを知らない方氏の雲南バッシングに、楊秘書長は「方氏が主張する米線のスープの沸騰温度は94度で、我々の説明する沸騰温度は95度。その1度の差に方氏があれほどこだわる理由がわからない。しかも米線は沸騰したスープの上に煮えたぎった油を注ぎこむため、肉には完全に火が通っている。さらに方氏の言う『雲南省で1986年に発生した過橋米線による旋毛虫集団感染事件』とは、一体どんな事件なのか?何を根拠にしているのか?」と反論。「方氏は雲南に来るべき。そして彼の主張する『生ぬるい米線のスープ』を皆さんの前で一気飲みして、旋毛虫に感染するまで毎日米線を食べ続けてもらいたい」とまで語った。「時間の無駄になるので、方氏がどんな発言をしようとも、今後は一切応じない」と同協会は宣言している。(翻訳・編集/本郷)
過橋米線:橋を渡った離れに住んでいる書生に届けた汁ビーフンが熱かったことから、その名前がついた。表面を煮えたぎった油が覆うため、その下のスープの温度を維持できるというもの。
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