<東日本大震災から半年>日本脱出の中国人が戻りつつある兆候、あちこちに―華字紙

Record China    2011年9月14日(水) 12時0分

拡大

日本華字紙・中文導報は、東日本大震災後に「日本脱出」した在日中国人が今、戻ってきつつあると報じた。旅行、学校、不動産市場など、その影響はさまざまな分野に及んでいる。写真は3月16日、中国人であふれかえった新潟空港。

(1 / 3 枚)

2011年9月、日本華字紙・中文導報は、東日本大震災後に「日本脱出」した在日中国人が今、戻ってきつつあると報じた。

その他の写真

震災前、日本の首都圏では中国人向け不動産販売が盛り上がりを見せていた。地震がそのブームに水を注したが、今、再び中国人の需要が高まりつつある。華人を主な顧客とする不動産会社によると、震災前は主に価格が購入の判断材料とされていたが、現在では耐震性、建設時期、避難場所からの近さなどを考慮する人が増えているという。

震災を機に、一気に中国人がいなくなったのが学校だ。新宿区立大久保小学校では震災後、54人の外国人児童が学校を離れたという。震災から半年を迎えた今、子どもたちが次第に戻りつつある。地震が子どもたちに与えた影響は大きく、「被災地のために私たちは何ができるか」などのテーマでクラス討論する授業も組まれている。

中国人観光客も戻りつつある。今年4月、中国人に発行された訪日ビザはわずかに551件。前年同月の8万30件から大きな落ち込みを見せた。それが5月には3023件、6月には2万3751件と確実に回復を続けている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携