2011年9月14日、中国河北省衡水市深州市の刑務所（通称：河北省第3監獄）で11日早朝、脱獄事件が発生。強盗の罪で懲役10年の判決を受け服役中の男が同刑務所から脱走し、現在も逃走中だという。新京報が伝えた。

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同刑務所に近い高古庄村の住民によると、脱獄は看守の交代時間である午前4時ごろに発生。幹線道路では武装警官が各所で検問を実施。走行する車の車内やトランクを調べていた。高古庄村ではほとんどのトウモロコシが収穫されていないため、脱走犯が身を隠しやすい状況だという。

インターネット上には現在この脱獄事件に関する多くのうわさが流れている。深州市刑務所弁公室は脱獄事件を「確かにあった」と認めているが、脱走犯の人数や経緯などは明らかにしていない。ただし、看守の死傷については否定している。（翻訳・編集/本郷）