2011年9月19日、中国の陝西省と四川省で豪雨が続いており、これまでに両省合わせて41人が死亡した。ニュースサイト・西部網が伝えた。

【その他の写真】

陝西省民政庁によると、同省では今月4日から豪雨が続き、18日午後9時50分（現地時間、以下同）現在、28人が死亡、25人が行方不明となっている。被災者は10市1区の217万8600人に上り、15万9000人が避難した。洪水や地滑りで3万7000戸が倒壊、農作物などにも広範囲で被害が出ており、豪雨による損害は20億1000万元（約241億円）に上っている。

また、四川省でも16日以降、局地的に激しい雨が降り、132万人が被災、25万人が避難した。19日までに13人が死亡、10人が行方不明となっている。巴中市では90カ所の降雨量観測ポイントのうち、52カ所で200ミリ、22カ所で300ミリを超えた。（翻訳・編集/TH）