2011年9月17日、韓国紙・中央日報電子版は、北朝鮮が8月20日から25日にかけ、軍事演習を実施していたことを報じた。当時、金正日総書記はロシア訪問中で、次期指導者・金正恩氏が初めて演習を統括したと見られる。19日、新華網が伝えた。

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演習は南浦特別市付近の無人島で実施された。島しょ上陸作戦を想定したもので、特殊部隊をはじめとする陸軍、上陸艇や戦闘艦など海軍、戦闘機など空軍と陸海空三軍がそろった大規模な演習となった。

金正日総書記がロシア訪問中で不在だったことから、演習は金正恩氏が最高責任を負う形で実施されたと見られる。韓国軍関係者は「昨年より韓国の西北5島を北朝鮮が狙っているとの情報がある」と明かし、今回の演習がこれと関連するか注視すると話している。（翻訳・編集/KT）