使用禁止の「肉味エッセンス」入りの肉まん、作っていたのは安徽省のヤミ業者―北京市

Record China    2011年9月21日(水) 8時38分

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20日、北京で衛生許可証なしで使用が禁止されている化学添加物「肉味エッセンス」入りの肉まんを売っていたヤミ業者は、ほとんどが安徽省の出身であることが分かった。写真は「肉味エッセンス」の販売店が軒を連ねる安徽省安慶市懐寧県の江鎮。

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2011年9月20日、香港・太陽報によると、北京で衛生許可証なしで使用が禁止されている化学添加物「肉味エッセンス」入りの肉まんを売っていたヤミ業者は、ほとんどが安徽省の出身であることが分かった。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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問題となっているのは、「肉味香精」と呼ばれる肉味エッセンスを肉まんの具に混ぜていた肉まんチェーン店。経営していたのはほとんどが「中国麺点師(点心と麺専門の調理師)の里」と呼ばれる安徽省安慶市懐寧県の江鎮の出身で、「肉味香精」は地元から取り寄せて使っていた。江鎮には「肉味香精」を売る店が軒を連ねている。

業界で最も愛用されている「肉味香精」は「veltol」という商品だが、原産地はなぜか「アメリカ」と記載されている。販売禁止にも関わらず、江鎮では多くの店が今も隠れて販売している。この「肉味香精」は具に混ぜればどんな人でも美味しい肉まんが作れるという魔法のエッセンスと言われているが、地元の子どもたちは「肉味香精」入りの肉まんを決して口にしないという。(翻訳・編集/NN)

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