Record China 2011年9月21日(水) 17時53分
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20日、東京の神田神保町にある中国料理の店「漢陽楼」は創業100年の老舗。辛亥革命の年に開業し、留学生だった周恩来氏が通っていたことでも有名だ。写真は中華料理。
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2011年9月20日、東京・神田神保町の古書街にある「漢陽楼」は創業100年を誇る老舗の中華料理店。大通りに面していない店だが、連日多くの客で賑わっている。日本の華字メディア・日本新華僑報網が伝えた。
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漢陽楼がオープンしたのは1911年、中国で辛亥革命が起こった年だ。創業者は在日華僑の顧宣徳氏で、貧しい中国人留学生たちを積極的に支えていた。故周恩来(しゅう・おんらい)首相も留学生時代に漢陽楼に助けられた1人。彼の日記の中にも漢陽楼の名が記されている。店名は辛亥革命のリーダー・孫文(そん・ぶん)の率いる中国同盟会のメンバーがつけたもので、「漢」は漢民族、「陽」は陽光を表し、「漢民族に陽光が降りそそぐ場所」という意味。
すでに店主は日本人に代わったが、店内の雰囲気やメニューは創業当時のまま。故周恩来首相が好んで食べたという郷里の料理「清燉獅子頭(肉団子のスープ蒸し)」、「寧波豆腐(ニンポウ風焼き豆腐)」のほか、革命で不規則な生活を送り胃腸の弱かった孫文のために、彼と交流のあった顧宣徳氏が特別に提供したという「孫文粥(がゆ)」も常に同店の人気メニューとなっている。(翻訳・編集/本郷)
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