米通商代表部、レアアースの輸出めぐり中国をWTOに提訴か―中国紙

Record China    2011年9月22日(木) 11時42分

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21日、米通商代表部(USTR)が近いうちに記者会見を開き、中国のレアアース輸出制限は不当だとして、強制措置を取るよう世界貿易機関(WTO)に提訴することを発表する計画だと中国紙が報じた。写真は中国内モンゴル自治区包頭のレアアース採掘場。

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2011年9月21日、中国紙・上海証券報は海外メディアの報道を引用し、米通商代表部(USTR)が近いうちに記者会見を開き、中国のレアアース(希土類)輸出制限は不当だとして、強制措置を取るよう世界貿易機関(WTO)に提訴することを発表する計画だと報じた。

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記事によると、USTRから流出した報告書によって明らかになった。その内容は、USTRのカーク代表が近いうちに記者会見を開き、中国に対して強制措置を取るようWTOに提訴することを発表するというもの。記事はこれに対し、強制措置の対象はレアアースの輸出に関することに違いない、と指摘している。

7月5日にはWTOの紛争処理小委員会が、中国が9種類の鉱物資源について輸出規制を行っていることに対し、WTO協定に違反するとの判定を下している。中国側は国内の資源保護が目的だと主張したが、WTOは証拠がないことを理由に主張を退けた。これを受け、中国国内では「欧米の次なる標的はレアアース」との懸念が広がっていた。(翻訳・編集/NN)

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