米ボーイング社、世界最大の需要国・中国向け旅客機設計に注力=過半の受注目指す―英メディア

Record China    2011年9月25日(日) 9時39分

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21日、中国の航空機需要増加に伴い、ボーイングは今後中国での受注の半数を獲得することを目指す。写真は7月、中国国際航空が導入したボーイングB777-300ER。

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2011年9月21日、英BBC中国語版によると、米航空機大手ボーイングの幹部は、中国は旅客機需要の増加に対し、ボーイングの設計と最新モデルの普及に大きな役割を果たしていると伝えた。

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ボーイングは今後20年で中国の航空機発注量は5000機まで増加すると予測しており、中国・韓国地域販売責任者のムニル氏は中国の受注の半数を獲得したいとしている。

ムニル氏は北京で開催された航空フォーラムで「中国はボーイングの航空機設計や生産に大きな影響力を持っている」とし、ボーイングは機体の大きさや性能、燃費など顧客の要求に応えることができると述べた。

このような動きは自動車業界にも表れており、フォード、GMなどは中国人顧客をターゲットとして新型モデルを販売している。

中国は過去10年で旅客機の数はすでに4倍の1593機まで増加した。しかし中国民用航空局は今後20年で乗客の増加と機体の交換に伴い4583機ほどが増える見込みとしている。

中国民用航空局は中国商用飛機有限公司(COMAC)の国産大型商業旅客機の開発を支援しており、国内線をめぐって150機の国産C919が欧州航空機大手エアバスそしてボーイングと競争することになる。

ムニル氏によると、ボーイングはCOMACの参入を歓迎しており、さらに中国がこの重要な分野で市場を活用したいというのは理解できるとし、競争によりボーイングや他の航空機会社は開発にさらなる磨きをかけることができるとしている。(翻訳・編集/TM)

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