隣国との関係は親密とは言えず、中国はまるで孤立した島国のようだ―海外メディア

Record China    2011年9月28日(水) 6時45分

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26日、海外メディアは、中国は世界で最も多い14カ国の隣国を持つが、まるで大きな島国のように孤立しており、それら隣国と良い関係を築いているとは言いがたいという内容の文章を掲載した。写真は長江に浮かぶ白帝城の孤島。

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2011年9月26日、参考消息(電子版)は海外メディアの報道を引用し、中国は世界で最も多い14カ国の隣国を持つが、中国はまるで大きな島国のように孤立しており、それら隣国と良い関係を築いているとは言いがたいという内容の文章を掲載した。

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その理由として、中国を取り囲む地理的要素がまず挙げられる。シルクロードなどの交易の場は古くからいくつか存在していたものの、南はヒマラヤ山脈、西はタクラマカン砂漠、北はシベリア、東は海に囲まれ、中国は外部の交流を持つのが難しい地理的条件におかれている。

また、広大な土地をもつ中国は長い期間に渡り自給自足と鎖国政策を採用し、その安定を保ってきた。しかしながら、毛沢東が人民の平等を目指し鎖国下で行った政策は、内陸を豊かにすることに成功したものの、人口の増加と貧困をもたらした。

その後、トウ小平が国を開放し推し進めた改革開放政策は、富と繁栄をもたらしたが、同時に不安定さや貧富の差などの問題も生み出している。今中国はその政策の成果を判断する時期に来ているが、その結果、再度鎖国状態に後戻りする可能性も無いとは言い切れないだろう。(翻訳・編集/AN)

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