2011年9月29日、江蘇省南通市海安県の「城管（都市管理局）」の局長が、視察旅行に妻を代理で行かせたことがネットユーザーに暴露され、問題になっている。新華網が伝えた。

【その他の写真】

地元の掲示板に「海安の都市管理局はスゴイ、局長夫人が局長の代わりに視察旅行に行った！」と題した書き込みが寄せられ、発覚した。書き込んだのは「冷面殺手1」を名乗るネットユーザー。「恐らく“局長殿”はお忙しかったため、奥様が自ら代理を買って出たのだろう。素晴らしい」と、視察と称して実は完全な観光旅行であったことを指摘し、皮肉った。

これを見たネットユーザーたちは激しく反応。非難の声が上がったが、中には関係者とみられるユーザーから「あれはコストの関係から旅行会社に手配を頼んだだけ。夫人も費用はすべて自己負担している」と擁護する声も。結局、都市管理局側は「夫人の代理参加」の事実を認めたものの、「もともと半分視察で半分観光だった」とし、問題ないとの姿勢を示している。（翻訳・編集/NN）