日本人と抗争の歴史「セデックバレ」後編スタート、史上最高ヒットに期待―台湾

Record China    2011年10月1日(土) 17時45分

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30日、話題の映画「セデックバレ(賽徳克・巴莱)」(Seediq Bale)が後編の上映スタートを迎え、台北市内の映画館にウェイ・ダーション監督と俳優の馬志翔がPRのため登場した。

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2011年9月30日、話題の映画「セデックバレ(賽徳克・巴莱)」(Seediq Bale)が後編の上映スタートを迎え、台北市内の映画館にウェイ・ダーション(魏徳聖)監督と俳優の馬志翔(マー・ジーシァン)がPRのため登場した。NOWnewsが伝えた。

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1930年に台湾中部で発生した、原住民・セデック族による抗日事件「霧社事件」を描く話題作。2部構成の同作だが、後編の「 賽徳克・巴莱:彩虹橋」が30日に上映スタートを迎え、台北市内の映画館にはウェイ・ダーション監督、後編の展開の鍵を握る人物で、若き頭目を演じる馬志翔が登場。前編の大ヒットを感謝し、後編への熱い支持を呼びかけた。

現在上映中の前編は、興行成績が3.3億台湾ドル(約8億3000万円)を突破し、破竹の勢いを見せている。ウェイ監督によると、前・後編あわせて15億台湾ドル(約38億円)を達成できれば、製作コストを回収できるという。08年、「海角七号/君想う、国境の南」で台湾映画史上最高のヒットを叩き出したウェイ監督だが、「セデックバレ」では自身の記録超えも期待されている。

役柄どおりの民族衣装姿で登場した馬志翔は、セデック族出身で「ウミン・ボヤ」の原住民名を持つ若手イケメン俳優。舞台挨拶ではセリフと同じくセデック語も披露し、まるで映画から飛び出してきたようなリアルさに、観客も大きな拍手を送っていた。(翻訳・編集/Mathilda

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