中国電子商取引大手アリババが米ヤフー買収に「強い関心」―米ユーザー獲得狙う

Record China    2011年10月4日(火) 5時39分

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中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)集団の馬雲主席(兼CEO)は、米スタンフォード大学で講演した際、米ヤフーの買収に強い関心があると述べた。馬主席は「他の企業と一緒に買収するのでは満足できない。プロセスが複雑であっても、まるごと買収したい」と語った。

2011年9月30日、阿里巴巴(アリババ)集団の馬雲主席(兼CEO)は、米スタンフォード大学で講演した際、米ヤフーの買収に強い関心があると述べた。馬主席は「他の企業と一緒に買収するのでは満足できない。プロセスが複雑であっても、まるごと買収したい」と語った。

時価総額はヤフーが166億3000万米ドル(約1297億香港ドル)、アリババ集団傘下で香港上場の阿里巴巴網絡が368億香港ドル。ヤフーはアリババの株式の39%を保有している。アリババがヤフーを買収する場合、自社株を買い戻せるだけでなく、米国市場の1億人に上るユーザーを獲得できる。

ヤフーは、米マイクロソフト社が3年前、446米ドルで買収を提案したが拒否した。ヤフーの経営は近年順調とはいえず、時価総額は縮小を続けている。しかし、ヤフーの米国事業は多くの企業にとってなお魅力的だ。

アナリストによると、ヤフーの買収価格は166億3000万米ドル以上とみられる。(翻訳・編集/JX)

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