「ジェットコースターに乗っているよう」、テニスの女王・李娜が今季を振り返る―中国

Record China    2011年10月4日(火) 9時26分

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2日、北京で行われたテニスの「チャイナ・オープン2011」で、中国の李娜がルーマニアのニクレスクに1回戦で敗退するという大波乱が起きた。李は試合後、今季を振り返り「ジェットコースターに乗っているよう」と語った。写真は1回戦敗退にショックを隠せない李。

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2011年10月2日、中国北京市で行われたテニスの「チャイナ・オープン2011」で、中国の李娜(リー・ナー)がルーマニアのニクレスクに1回戦で敗退するという大波乱が起きた。李は試合後、今季を振り返り、「ジェットコースターに乗っているよう」と語った。3日付で中国新聞網が伝えた。

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李は1月のメディバンク国際でクライシュテルスに勝利してツアー4勝目を挙げ、全豪オープンでは準決勝で世界ランキング1位のウォズニアッキを破り、アジア全体でも史上初となる女子シングルス決勝進出を果たした。クライシュテルスに6−3、3−6、3−6 で敗れ優勝は逃したものの、好調ぶりがうかがえた。

これに引き続き、全仏オープンでも決勝に進出。決勝では前年チャンピオンのスキアボーネに勝利し、4大大会初優勝を果たす。アジア人としても男女を通して初の優勝。大会後のランキングでは自己最高の4位に上がり、伊達公子の記録に並ぶ。これで一気に名を馳せた李は陸上の劉翔(リウ・シアン)、バスケットの姚明ヤオ・ミン)に続く中国のスター選手の仲間入りを果たした。

ところが、6月のウィンブルドンでは2回戦で敗退。ロジャースカップ、シンシナティ・マスターズ、全米オープンも振るわず、凡ミスが54という乱調ぶり。これには思わず「コートでの自信をすべてなくしてしまった」とため息をついた。そして、今回の1回戦敗退。李は今季について、「ジェットコースターに乗っているよう」と振り返り、「来季はきちんと調整して再起を図りたい」と語った。(翻訳・編集/NN)

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