<中華経済>オペルの中国現地生産はしない、GM副社長「少数派マーケットを維持」

Record China    2011年10月7日(金) 6時51分

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6日までに、米GMのニック・レイリー(Nick Reilly)副社長兼欧州担当責任者は、中国国内にオペルの生産拠点を建設するという噂を完全否定した。

2011年10月6日までに、米GMのニック・レイリー(Nick Reilly)副社長兼欧州担当責任者は、中国国内にオペルの生産拠点を建設するという噂を完全否定した。中国の各メディアが伝えた。

オペルの中国戦略についてレイリー副社長は、「少数派マーケットを維持することだ」と述べ、2011年通年の目標販売台数は1万台、12年は2万台を目指すとした。

多くの海外ブランドが中国に現地生産拠点を設ける一方で、オペルが頑として噂を否定したのには、親会社であるGMが関係しているようだ。オペルはGMのグローバルブランド戦略において、EU市場をメインターゲットとするエリア限定ブランドという位置づけで、中国を含む海外輸出に積極的ではない。

さらにGMが上汽集団と合意した排他協議によって、オペルは中国国内に製造拠点を持つことができないという事情もある。中国市場では、GMの人気ブランド「ビュイック」や「シボレー」のセールスを伸ばすことが優先だからだ。

オペルはEU市場では根強い人気があり、ドイツ市場では6.2%のシェアを持つ。10年の総販売台数は約120万台。(翻訳・編集/JX)

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