遺産騒動の実母がファンを「泥棒」と罵倒?故アニタ・ムイが48歳の誕生日―香港

Record China    2011年10月11日(火) 20時2分

拡大

10日、香港のトップスターだった故アニタ・ムイが48歳を迎え、生前の住まいにファンが集結。実母と実兄によるトラブルが再注目を集めた。

(1 / 8 枚)

2011年10月10日、香港のトップスターだった故アニタ・ムイ(梅艶芳)が48歳を迎え、生前の住まいにファンが集結。実母と実兄によるトラブルが再注目を集めた。文匯報が伝えた。

その他の写真

歌手で女優のアニタ・ムイは03年、子宮頸がんのためわずか40歳の若さで他界。10月10日はアニタの誕生日で、生きていれば48歳を迎えることになるが、この日は今も彼女を愛する多くのファンが生前の自宅に集結し、花やサイン帳を供えて冥福を祈った。また、香港のホテルでも約200人のファンがパーティーを開催し、故人の誕生日を祝福した。

アニタの死後、母の覃美金さんと兄の梅啓明さんは遺産を全額相続する権利があるとを主張。裁判沙汰に発展し、その経過がたびたび話題になっている。起訴から約7年を経た今年5月、裁判所は上告を棄却し、彼らの敗訴が確定している。

この日、覃さん母子はアニタの生前の自宅前に登場し、ファンに向けて自分たちの不当な立場を訴えた。さらに、アニタの死後すぐに一部のファンが住居侵入し遺品を盗んだとして、警察に訴え出た際の証明書を掲げて抗議した。また、覃さん母子はこの日、持参したお供え物を持ち込むために住居に入ることを希望したが、遺産管理側がこれを拒否。その場でトラブルに発展し、地元メディアは新たな醜聞として大きく報道している。

アニタが遺した遺書には、遺産で基金を設立したのち、その中から実母の覃美金さんに毎月定額の生活費を渡すことなどの希望が記されている。実母の死後は残額すべてを仏教団体に寄付するよう指示していた。これは実母が遺産を浪費してしまうのを恐れてのことと言われている。 (翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携