中国が対衛星レーザー兵器を新疆ウイグル自治区の天山山脈に配備か―米誌

Record China    2011年10月12日(水) 7時27分

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8日、米メディアは、中国が新疆ウイグル自治区の天山山脈に対衛星レーザー兵器を密かに配備している可能性が高いと報じた。写真は06年12月、天山山脈で演習を行う中国人民解放軍の兵士。

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2011年10月8日、米誌ワイアード(電子版)は、中国が新疆ウイグル自治区の天山山脈に対衛星レーザー兵器を密かに配備している可能性が高いと報じた。参考消息(電子版)が伝えた。以下はその概略。

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中国はすでに宇宙空間の支配権をめぐる軍事競争に参加しており、これに勝つため、対衛星攻撃用のレーザー兵器を密かに研究・開発している。さらに衛星画像の解析で、こうした兵器が新疆ウイグル自治区の天山山脈一帯に配備されていることはほぼ間違いないことが分かった。

2006年、米政府は同国の軍事偵察衛星が中国領内の対衛星兵器からレーザー照射を受けたと発表。これも、中国が対衛星レーザー兵器の開発を進めていることを証明する大きな証拠になる。この時は衛星の破壊ではなく偵察能力を失わせることが目的とされていたようだ。今回発見された天山山脈に配備されたものが衛星を丸ごと破壊する能力を持つかどうかは不明。

中国がレーザー兵器に興味を持ったのは1960年代。その後、80年代から高エネルギーレーザー「HEL」、自由電子レーザー「FEL」、化学酸素沃素レーザー(COIL)の研究に着手していることも分かっている。(翻訳・編集/NN)

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