<続報>「オバマ・フライド・チキン」が一時休業、話題の看板はすでに焼却処分―北京市

Record China    2011年10月13日(木) 14時20分

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10日、オバマ米大統領らしき似顔絵を使った看板で話題を集めていた中国・北京のファーストフード店「UFO」(「OFC=オバマ・フライド・チキン」から改名)が一時休業を宣言した。写真は9日、開店2日目。「UFO」に改名して再出発を図ったものの…。

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2011年10月10日、オバマ米大統領らしき似顔絵を使った看板で話題を集めていた中国・北京のファーストフード店「UFO」(「OFC=オバマ・フライド・チキン」から改名)が一時休業を宣言、看板も外された。11日付で法制晩報が伝えた。

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同店は北京の私立大学「北京市城市学院」の大学生2人が1万元(約12万円)を投じて立ち上げたもの。今月初め、ケンタッキーフライドチキン(KFC)のカーネルおじさんの部分がオバマ大統領らしき似顔絵に代わっただけの赤と白の看板を掲げ、話題に。だが、本家・KFCが法的措置をとる構えを見せたため、慌てて名称だけを「UFO」に変更していた。

8日、カーネルおじさんもどきのオバマ大統領らしきキャラクターがにっこり笑った看板を掲げ、めでたく開店。だが、マスコミの取材が殺到し、店の営業と自分たちの学業にも影響が及んだことから、10日夜、こっそりと看板を外し、一時休業に入った。

オーナーの1人である朱宝来(ジュー・バオライ)さんは「これほど大きな反響があるとは思わなかった。外国メディアを含む数えきれないほどのマスコミが来てどうすればよいのか分からなくなった。もともとデザインが好きで、このアイデアを思い付いただけ」とすっかり困惑した様子。

話題の看板はもともとあった看板に布をかぶせただけのもの。取り外した後、これ以上問題が大きくなるのを恐れて同級生らと燃やしてしまった。アルバイトをした経験から、「2度と人に雇われるのは嫌だ」と痛感し、今回の起業に至ったという。大学ではデジタル映画を学んでおり、将来の夢は映画業界に入って自分の作品を世に送り出すことだと語った。(翻訳・編集/NN)

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