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16日、中国・四川省広元市の高速道路でトラック同士の追突事故が発生した。幸いにも追突車両の運転手は軽傷を負っただけで済んだが、追突された車両から38トンもの硫酸が流出し、事故現場の河川に流れ込んでしまった。写真は嘉陵江。
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2011年10月16日深夜、中国・四川省広元市の高速道路でトラック同士の追突事故が発生した。幸いにも追突車両の運転手が軽傷を負っただけで済んだのだが、追突された車両から38トンもの硫酸が流出し、事故現場の河川に流れ込んでしまった。成都商報の報道。
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事故は嘉陵江にかかる橋の上で発生。追突のショックで、硫酸を積んでいた車両はバルブが崩壊。積載していた38トンの硫酸のほとんどが川に流入した。事故現場ではすぐさま洗浄作業が行われたが、作業員の1人は「飛散した硫酸に水をかけると発熱であたりに蒸気が立ち込め、鼻を突くような異臭が広がった」と話している。
その後、市環境保護局が河川水の“希釈作業” (注:記事には具体的な作業内容の記載はない)が行われ、事故現場から下流に至る各所のpH値で異常を示している箇所はなく、「河川の水質には問題ない」と発表している。同局の責任者は「嘉陵江は急流のため、5時間ほど経過すれば河川水は自然と希釈される」と話した。
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