東日本大震災後、韓国を訪れる中国人観光客が激増―韓国メディア

Record China    2011年10月20日(木) 20時35分

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20日、東日本大震災の影響で3〜6月に韓国を訪れた中国人観光客の数は前年同期比13.8%増に達したと韓国メディアが報じた。写真は済州島の観光スポット、韓国の伝統家屋。

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2011年10月20日、韓国の聯合ニュースは、東日本大震災の影響で3〜6月に韓国を訪れた中国人観光客の数は前年同期比13.8%増に達したと報じた。中国新聞社が伝えた。

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韓国産業研究院(KIET)が発表した「日本の震災後の中国人観光客の訪韓需要の変化と政策方向」と題した報告で明らかになった。それによると、東日本大震災が起きた3月から6月までの間に韓国を訪問した中国人観光客は延べ8万6793人で、前年同期比13.8%増に上った。

他のアジア各国からの観光客も同4.75%増の延べ2万9342人、欧州からの観光客は同9.08%増の延べ1万7292人だった。報告は、日本の震災が韓国への観光客を3カ月で延べ13万3472人増やしたが、うち中国人観光客が65%を占めたと指摘した。一方、日本人観光客は延べ8万1579人で同9.21%減だった。

中国人観光客の消費額は1650億ウォン(約110億円)増。他のアジア各国の観光客も490億ウォン(約33億円)増、欧州の観光客も251億ウォン(約16億8000万円)増だった。反対に日本人観光客の消費額は同1000億ウォン(約67億円)減だった。こうしたことから、日本の震災後、中国人観光客にとって韓国が日本に代わる旅行先になったと報告は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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