<中華経済>外資系初のエンジン専門研究開発センター、米カミンズ社が拡張に着手―中国

Record China    2011年10月21日(金) 9時1分

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20日までに、米カミンズが湖北省武漢市に設立した東南アジア研究開発センターで、第2期拡張工事がスタートした。

2011年10月20日までに、米カミンズ(Cummins)が湖北省武漢市に設立した東南アジア研究開発センターで、第2期拡張工事がスタートした。中国の各メディアが伝えた。

同社の武漢研究開発センターは、2006年に中国で初めて中外合資で設立されたエンジン専門の技術開発センターで、米国の開発センターに次ぐ規模を誇る。

今回の第2期拡張工事の総工費は3300万ドルで、完成後は自動車、建設用重機、発電機、船舶などに使用する2.8Lから19Lまでのエンジンの開発が可能となる。

また年内には、EU、韓国、台湾、シンガポールオーストラリア、ブラジルなど各国の排出基準をテストするため、22もの専用設備を導入する。特に新エネルギー分野では、駆動系部品のひとつひとつから、電池モジュールや電気管理システムまで幅広い研究開発が可能だ。

武漢市は自動車産業が盛んで、開発区内には東風汽車や仏ヴァレオなどの研究開発センターが12カ所もあり、投資総額は33億元を超える。大型トラックから乗用車、電動車、バスなどあらゆる車両や部品の設計が行われており、従事するエンジニアは数万人に上る。(翻訳・編集/JX)

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