経済情報漏えいで国家統計局職員らに懲役5〜6年の実刑判決―中国人民検察院

Record China    2011年10月26日(水) 7時16分

拡大

25日までに、中国最高人民検察院は、経済統計情報を公表以前に漏えいしたとして、中国国家統計局と中国人民銀行の職員2人にそれぞれ懲役5年と6年の有罪判決を言い渡した。

2011年10月25日までに、中国最高人民検察院は、経済統計情報を公表以前に漏えいしたとして、中国国家統計局と中国人民銀行の職員2人にそれぞれ懲役5年と6年の有罪判決を言い渡した。ラジオ・フリー・アジアが伝えた。

同検察院汚職権利侵害検察庁の李忠誠副庁長によると、中国国家統計局弁公室秘書室の孫振副主任は2009年6月から2011年1月まで、同局が持つ未公表の統計資料27件を証券業界関係者に渡した。国内総生産(GDP)・消費者物価指数(CPI)・生産者物価指数(PPI)などが含まれていた。

このほか、中国人民銀行金融研究所貨幣金融史研究室の伍超明副主任は、2010年1月から6月まで、物価監察局の会合で入手した未公表の統計資料25件を証券会社関係者に計224回にわたって渡した。

裁判所は国家秘密漏えい罪で孫、伍両副主任に懲役5年と6年を言い渡した。両人とも控訴していない。(翻訳・編集/JX)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携