自衛隊が中国への偵察活動を強化、「日本は不測の事態の回避を」―中国国防部

Record China    2011年10月27日(木) 15時58分

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26日、中国国防部の報道官は定例記者会見で、中国を偵察する日本の自衛隊の艦艇や航空機の数が増えていることに対し、「中国の軍事訓練活動を著しく妨害している」と非難した。写真は09年11月、米中が合同で実施した救助演習。

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2011年10月26日、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は定例記者会見で、中国を偵察する日本の自衛隊の艦艇や航空機の数が増えていることに対し、「中国の軍事訓練活動を著しく妨害している」と非難した。新華社通信が伝えた。

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楊報道官は「近年、自衛隊の艦艇や航空機が東シナ海で中国に対する偵察を強めている。統計によると、今年1〜9月、自衛隊の航空機が中国近海を偵察した回数は前年同期比44%増だった」と指摘。「事故や不測の事態の発生を防ぐため、日本側に責任ある態度と効果的な措置をとるよう求める」と述べた。

また、防衛省がこれに先立ち、今年4〜9月、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)の回数が計203回のうち83回が対中国機で、前年同期の3.5倍に上ったと発表したことについて、楊報道官は「中国軍機の飛行活動は完全に国際法に合致している」と反論した。(翻訳・編集/NN)

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