2011年10月26日までに、吉利汽車は小型セダン「自由艦（Free Cruiser）」など1560台をキューバに輸出した。キューバ政府の公用車として利用されるという。中国の各メディアが伝えた。

今回キューバ政府が購入したのは、小型セダン「自由艦（Free Cruiser）」が1310台、高級セダン「帝豪（EMGRAND）EC718」が150台、「帝豪EC820」が100台の合計1560台だ。同国政府は2009年にも吉利汽車から1500台あまりを購入しており、今回が2回目。

中国とキューバの貿易は増加傾向にあり、中国製品では特に自動車の人気が高い。吉利汽車も08年からキューバをはじめとするラテンアメリカ市場の開拓に注力しており、キューバ国内における吉利汽車の保有台数は5000台を超えている。

吉利汽車は「高性能、高品質」を武器に海外戦略を進めており、輸出先は西アジア、北アフリカ、ラテンアメリカ、東南アジア、東欧など各国に広がっている。（翻訳・編集/JX）