2011年10月27日、中国の自動車輸出台数が80万台を超える見通しであることが、中国自動車工業協会などの調べで明らかになった。中国の各メディアが伝えた。

同協会によれば、今年9月の自動車輸出台数は前月比で落ち込んでいるものの、前年比では50％超の増加を維持している。9月の輸出台数は7万4000台で、前年同期比55％以上の伸びをみせた。今年1−9月の累計輸出台数は61万4000台で、同60％増に達する。

また、中国税関のまとめでは、今年1−8月の累計輸出入総額も前年比で31％増に達しており、このうち輸出金額は同34％の増加だという。

国家情報センターのアナリストは、「金融引締め政策やエコカー政策の調整などが国内の自動車市場に大きなマイナスをもたらしたが、今年の全国の自動車需要は前年同期比4％の増加になるだろう」との予測を明らかにしている。（翻訳・編集/JX）