中国IT大手テンセントの馬CEO、「中国のインターネット業界はパクリだらけ」―中国

Record China    2011年11月2日(水) 7時24分

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10月31日、中国のIT大手、テンセント(騰訊)の馬化騰CEOは「中国のインターネット業界はパクリだらけ」とした上で、「自ら作り出すという遺伝子と文化を確立しなければ、長期的な発展はない」と苦言を呈した。写真は中国の動画投稿サイト。

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2011年10月31日、中国のIT大手、テンセント(騰訊)の馬化騰(マー・ホアテン)CEOは「中国のインターネット業界はパクリだらけ」とした上で、「自ら作り出すという遺伝子と文化を確立しなければ、長期的な発展はない」と苦言を呈した。IT情報サイト・TechWebが伝えた。

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同日開幕したテクノロジーイベント「Tech Crunch Disrupt」で明らかにした。同イベントはIT関連情報を発信するブログサイト・テッククランチと検索大手グーグルの元中国代表、李開復(リー・カイフー)氏が起業したインキュベーター(起業支援)事業を行う会社「創新工場」(イノベーションワークス)の共催。

馬CEOは「インターネット業界全体にパクリ問題は存在する。中国のインターネット企業は生まれて間もなく、人材も不足。ほとんどのアイデアを米国から拝借しているというのが現状だ。これは発展途上の段階では誰もが必ず通る道だが、ずっとこのままでは先がない。自ら作り出すという遺伝子と文化を確立しなければ、中国のインターネットの発展は長続きしないだろう」と述べた。

テンセントは中国で最もポピュラーなインスタントメッセージサービス「QQ」の運営で知られる。馬氏は昨年1月、米フォーブス誌が選ぶ「次代のビル・ゲイツ」8人の1人にも選ばれている。(翻訳・編集/NN)

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