中国人留学生25人が韓国語認定試験中にカンニング=無線を悪用―韓国

Record China    2011年11月2日(水) 11時34分

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1日、中国人留学生25人が世界韓国語認定試験(KLPT)中に無線イヤフォンなどを利用して不正行為を行った疑いで韓国京畿地方警察庁国際犯罪捜査隊が非拘束立件した。また正答を提供した馬氏(22歳)ら3人を拘束したことが分かった。

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2011年11月1日、中国人留学生25人が世界韓国語認定試験(KLPT)中に無線イヤフォンなどを利用して不正行為を行った疑いで、韓国・京畿地方警察庁国際犯罪捜査隊が非拘束立件した。また、正答を提供した3人を拘束したことが分かった。韓国日報が伝えた。

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捜査によると、受験者らに正答を送った馬(マー、22歳)ら3人は23日、某大学で行われた今年最後のKLPT試験会場に韓国語の堪能な中国人大学生韓(ハン、21歳)をを受験させ、その回答を事前に用意したボタン式のスパイモニターで外部に送信。外部で待機している人間が無線イヤフォンを使い、会場にいるほかの中国人受験生に送る仕組みだった。試験回答を提供することで30万〜35万ウォン(2万〜2万5000円)を得るという。

会場には試験監督が2人いるが、大学修学能力試験(韓国の大学統一入試)やTOEIC試験のように金属探知機は設置してなかった。

先月18日、ソウルのある大学で行った韓国語能力試験(TOPIK)の際も、パスポート・身分証明証・受験表などを偽造し、ソウルの名門大学在籍中の中国人留学生に“代理”受験させた。

警察庁は、KLPTやTOPIKの成績が大学卒業審査に大きく影響する点から、中国人留学生の不正行為が慣行的に行われたとみて、捜査範囲を拡大する見込みである。(翻訳・編集/kurenai)

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