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中国周辺国の外交戦略選択のあるべき姿とは?―シンガポール紙

Record China    2011年11月6日(日) 6時18分

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3日、聯合早報に台湾の中国科技大学の包淳亮助理教授の論説が掲載された。中国周辺国の取るべき外交戦略とは?写真は中国・カザフスタン国境。

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2011年11月3日、シンガポール紙・聯合早報に台湾の中国科技大学の包淳亮(バオ・チュンリアン)助理教授(Assistant professor/日本の助教にほぼ相当)の論説が掲載された。以下はその内容。

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地政学は魅力的な学問だ。地政学的思考によれば小国は将棋の駒、大国は指し手となる。米誌「フォーリン・アフェアーズ」の2010年5・6月号に掲載されたロバート・カプラン氏の「中国権力の地理学」によれば、西は中央アジア5カ国、南はパキスタン、インドシナ半島、東は朝鮮半島、北はロシア極東沿岸地域までが中国の勢力圏だという。

その他の権力がどのようにチャイナパワーの台頭に対応すべきかについて論じている。たとえば、南シナ海を中国勢力圏と仮定すると、米国空母を黄海に派遣して威力を誇示し、台湾と共に、インドネシア、ベトナムと連合して中国に対抗すべきだと主張する。これは時節に合っていない。なぜなら、権力の勢力範囲を仮定することは、大国間に都合のよい戦略の振る舞いを決定することになり、そのエリアにある小国の進退まで決定することになるからだ。公認されたA大国の勢力範囲にあるB小国がA大国に対抗する戦略をとるなら、C大国の効果的なサポートを得ることが難しくなり、罰を受けやすくなってしまうという構図だ。

「100年予測」の著者ジョージ・フリードマンが指摘するように、中国の周辺は砂漠、高山、大海で、孤立した地理的環境にあったが、現代中国はすでに新疆ウイグル、チベット、内モンゴル、東北などの「周辺」を抱合し、外モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナムなどの東アジアを、これまで、あるいは継続的に中国の一部としてきた。中国は周辺への勢力範囲拡大を図る必要はなく、世界市場に重点を置くべきで、東アジア周辺国とのいわゆる「友好外交」を望むだけで、平等な協力関係を結び、その他の大国の安全保障関係も許容すべきで、「朝貢体制」や覇権を作り上げる必要はない。

十数年後には中国は徐々に周辺国の外交政策を親中的に転換させやすい、主導性のある中心的な国になるだろう。なぜなら、エリア外の権力は中国が認めた勢力範囲になり、戦争の外部的な脅威は存在しなくなり、しかも中国が提供する公的なものが大きくなるため周辺国はただ乗りできるようになるからだ。こうしてみると、中国に対する過大評価は東アジア全体の平和に有利に働き、低評価は新しい段階の危険性の信号になる。(翻訳・編集/渡邊英子)

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