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香港九広鉄道の沙田駅付近で鳥インフルエンザを予防するための演習が行われた。乗客が車両の中とプラットホームでそれぞれ1羽のスズメの死体を発見したという設定だ。
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2007年2月5日、香港九広鉄道の沙田駅付近で、鳥インフルエンザを予防するために、スズメの死体を処分するという演習が行われた。
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鉄道職員の説明によると、2006年1月から今日までの間に、九広鉄道沿線では約200羽のスズメの死体が発見されている。このため、鉄道職員たちもこれまでに鳥インフルエンザの疑いがあるスズメの死体を処分する訓練を何度か受けたという。
今回の演習は、乗客が車両の中とプラットホームでそれぞれ1羽のスズメの死体を発見したという設定で行われた。発見者の役割をする係員が列車内の緊急通話器を使って車掌に通報、車掌は指示を出して乗客を安全な地域へ誘導するという内容だった。鳥インフルエンザに対する香港九広鉄道の防疫体制は着々と整えられている。
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