「打倒中華帝国主義」だと?それは感激だ、日本人はそんなに中国が怖いのか―中国掲示板

Record China    2011年11月10日(木) 12時44分

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7日、中国が日本をはじめとする各国から「帝国主義」と抗議されるようになったことについて、「中国の実力が認められた証拠、感激で胸がいっぱい」と論じたコラムが中国大手メディアの掲示板に掲載された。

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2011年11月7日、中国が日本をはじめとする各国から「帝国主義」と抗議されるようになったことについて、「中国の実力が認められた証拠、感激で胸がいっぱい」と論じたコラムが環球網の掲示板「環球社区」に掲載された。以下はその内容。

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日本人は昨年、APEC首脳会議の開催地・横浜で1000人規模のデモを行い、「打倒中華帝国主義」と叫んだ。中国が尖閣諸島を占領しようとしていると抗議したものだ。フィリピンメディアも「中国は帝国主義、古代ローマ人が地中海を『我々の海』と呼んだのと同じ」と批判。オバマ米大統領の選挙顧問を務めたパラグ・カンナ氏も著書「『三つの帝国』の時代 アメリカ・EU・中国のどこが世界を制覇するか」で、中国と米国を「帝国主義」国家だと並び称した。

我々はずっと「打倒米国帝国主義」「打倒日本帝国主義」と叫んできた。それが今では我々が「帝国主義」と呼ばれる番になったのだ。感激のあまり涙が止まらない。他人から抗議されることがこれほど幸せとは。祖国が一家の主となった誇りと幸福感が湧き上がってくる。62年前に天安門前で喜びの涙を流した人たちのように。いや、これは建国を上回る喜びだ。ついに中国人が立ち上がり、外国人たちの頭上に立ったのだから!

毛主席はかつて「帝国主義は張子の虎」だと一蹴した。だが、帝国主義かどうかは別にして、我が国は決して張り子の虎ではない。毛主席が尊敬するレーニンは帝国主義を「ごく少数」の「先進国家」が世界の大多数の人々を植民支配することだと定義した。さらに正確に言うと、「瀕死(ひんし)の資本主義」ということだ。では、ここで我が国が帝国主義ではない理由を挙げてみよう。

1、我が国は資本主義国家ではない、社会主義国家である

2、外国を侵略するつもりがない

3、対国内は専制、対国外は拡張主義が帝国主義の典型だが、我が国の指導者が「違う」と言っているのだから違うのだ

4、日米独のような帝国主義国家の国民と同等の待遇を受けていない

5、世界各国に対し、無償資金協力をするなど非常に友好的である。特にカダフィ帝国を除く友好国である北朝鮮やキューバに対する心配りは飛び抜けている

6、左頬をたたかれたら右の頬も差し出す。やられても決してやり返さない

「打倒帝国主義」は弱者が口にする言葉だ。あ〜なんという優越感!日本や世界は中国を怖がっているのだ。狂ったように大躍進する中国は、あの埋められた高速列車のようにもはやブレーキが利かなくなっている。著名投資家のジョージ・ソロスもこう言っている。「中国は帝国主義の被害者だと言い慣れてしまい、自らが帝国主義に足を踏み入れようとしていることに気付いていない」。(翻訳・編集/NN)

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