おもちゃのブタに八つ当たりしてストレス解消！―北京市

2007年2月6日、レコードチャイナのカメラマンは北京市和平里に住む王さんの家を訪ね、安くて簡単なストレス解消法を伝授された。

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そのストレス解消法とは、バスケットボールよりひとまわり大きい、ユーモラスな顔をした黄色のブタを殴るというもの。ちょっとかわいそうだが、ブタはどれだけ殴られても、縮んだり伸びたりして、決して人の肌を傷つけたりはしない。

「これをベッドに置いて、クッションにすると、とてもやわらかくて気持ちがいいです」と王さんは話しながら、ブタを殴りつける。すると、ブタはすぐへこむ。「つらい思いをしたときには、よくこのブタに八つ当たりしています。殴った後は胸がすかっとしますよ。でも、このブタは本当に丈夫で、いくら殴られても平気のようです」と笑っている。

取材の後、カメラマンは和平里の近くにある商店でそのブタが売られているのを見た。店のオーナーの話では、このブタは海外から輸入した商品で、特殊な材料で作られている。売れ行きはとてもいいとのこと。ブタのサイズは大、中、小の3種類があり、大が120元（約1800円）、小が50元（約750円）だった。王さんは安上がりのストレス解消法でずいぶん得をしているようだ。