<サッカー>中国のW杯最終予選進出ほぼ絶望的=選手ではなく全社会の責任―新華社

Record China    2011年11月14日(月) 7時56分

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11日、サッカーW杯アジア3次予選第4節が行われた。アウェー・イラクでの「負けられない戦い」に挑んだ中国代表は0対1で敗戦。最終予選進出はほぼ絶望的な状況となった。写真は11日、イラク対中国戦。中国のカマーチョ監督とイラクのジーコ監督。

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2011年11月11日、サッカーW杯アジア3次予選第4節が行われた。日本代表は4対0でタジキスタンに勝利し、2試合を残して最終予選進出を決めた。一方、アウェー・イラクでの「負けられない戦い」に挑んだ中国代表は0対1で敗戦。最終予選進出はほぼ絶望的な状況となった。13日、新華社は「『6つの不足』で代表敗戦を評す=サッカーの後退は全社会の責任だ」との記事を掲載し、中国サッカーの衰退を分析した。

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アジア3次予選は4チームのリーグ戦で実施され、上位2チームが最終予選に進出できる。3試合が終わった時点で中国は3位。後がない状態でイラク戦に臨んだが、元日本代表監督・ジーコ氏の率いるイラク代表に敗北。残り2試合で中国代表が全勝、イラク代表が全敗するという「奇跡」がなければ、3次予選での敗退が決まる。中国代表は前回大会予選でも最終予選に進めずに敗退した。

新華社記事は敗戦の原因として、「魂の不足」「文化の不足」「文脈の不足」「観念の不足」「参加の不足」「政策の不足」の6点をあげている。選手や監督にのみ責任を求めるのではないというのがその主張だ。普通の子どもたちにはサッカーで遊ぶ環境を与えず、逆にスポーツエリートには勉強することなく競技に駆り立てる環境を作っていること、一貫した政策がないこと、学校スポーツの環境がないことなど社会全体の問題だと嘆いた。(翻訳・編集/KT)

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