気温がミン江大橋付近の欄干を壊す―福建省福州市

2007年2月5日午後2時ごろ、福建省福州ミン江大橋の台江埠頭の東側で、欄干に突然南から北に向かって約5mほどひびが入り、2つに折れて歩道に倒れるという事故が起こった。このほかにも約10か所にひびが入ったが、幸いにも死傷者は出なかった。

【その他の写真】

建設関係者の話では、気候を考慮にいれず、設計したことが原因だという。最近、福州市は著しい気温の差が見られ、橋の素材が暑いときには膨張し、寒くなったら縮むという現象が起こり、欄干にひびが入ったものと考えられている。関係部門では、直ちに補修工事に取りかかり、春節前には終えたいとしている。現在のところ、南から北への歩道は閉鎖されているが、自転車での通行は可能だ。